相続の相談はいつすればいい?

 相続について税理士に相談するのは「相続が発生してから」と思っている方は少なくありません。もちろん、ご両親の万が一はまだ先のことだと思いたいお気持ちは自然なものです。日々の忙しさに追われ、つい後回しになってしまうこともあるでしょう。しかし、実際には相続が発生してからご相談いただいても、税理士にできることは限られてしまう場合があります。

 相続は“いつか”ではなく“今から準備するもの”です。ご家族の未来を守り、安心して次の世代へとつなぐために、ぜひお気軽にご相談ください。

事前に相談するメリット

①節税対策ができる

 相続が発生する前であれば、生前贈与を行う、相続時精算課税制度を利用することが可能です。また、相続財産の種類を見直すことも節税につながります。

②親族内の意思をまとめる時間ができる

 これは一番重要です。親族(被相続人、相続人の双方)が納得できる相続が理想です。

 仮に何も対策しないまま、被相続人の方が亡くなってしまった場合、ずっと同居して面倒をみた子が受ける財産が、まったく顔もみせなかった子と同じ財産割合になってしまい納得できない・・・残念ですが、よくある話です。

③相続発生時の手続きがスムーズになる

 相続人の方がお仕事をされている世代の場合、相続税申告期限の10カ月までに費やせる時間はあまりないかもしれません。

税理士が事前にできること

1 財産調査とシミュレーション:不動産、銀行預金など、ご両親が高齢になるとどこになにがあるのか不明な場合もあります。また最近よく聞く「負動産」なのかどうかといった判断も当事務所では簡易にスピーディに判断をいたします。

2 相続税の試算とシミュレーション

3 遺言書作成や信託制度の活用サポート:中立的な立場でご家族に最適な方法を一緒に考えます。

娘たちの相続相談室について

 当事務所の代表である私は、約10年にわたり母の介護、子育て、仕事等を同時に担ってまいりました。

 その経験から、両親の世話に関しては兄弟がいても、日々の生活や要介護認定に関する役所の手続きなど、特に娘(嫁)に大きな負担がかかる仕組みになっていると強く感じております。もちろん男性が介護を担うケースもありますが、現実には女性に比重が偏りがちです。

 そこで、これまでの介護や相続、財産整理、さらには実家じまいといった経験を活かし女性の生活を支える場として 、あまり法律になじみがない方でも気軽にアクセスして欲しいいう思いから、世間話をする感覚でご利用いただければと思い「娘たちの相続相談室」 を開設いたしました。

 相続は“いつか”ではなく“今から準備するもの”です。ご家族の未来を守り、安心して次の世代へとつなぐために、ぜひお気軽にご相談ください。

              ゴトウマコ税理士事務所 代表 税理士 後藤まこ

初回50分無料相談実施中